【リミテッド】SoM環境を考える その1
2010年10月9日コメント (2)昨日の記事 【何をとる?】SoMドラフト
http://mtglistener.diarynote.jp/201010090016199414/
この記事に大変多くのコメントをいただきました。
ありがとうございますm(_ _)m
コメントを見ると、とても多くの論点があり
それを整理するだけでも環境理解が進むのではないかと考えました。
そこで、【あのパックで何をとるか?】という答えを探すために
様々な切り口からアプローチしてみたいと思います。
(ものすごい真面目なイントロになってしまいましたが
ボク自身は極めてテキトーな人間ですので誤解のないように!)
その1 除去の重要性
「リミテッドで除去は貴重」というのを
三田村プロはことあるごとに強調しています。
ボクもM11ではまず除去の評価から始めました。
除去ないとボムといわず、セラ天出されて終わります。
ところが、SoMでは除去の重要度が
他の環境とは違うような気がしています。
ここで、prae.さんの提起
「ところで個人的にこの環境の除去の点数が普通の環境より低いと考えているのですが、listenerさんはどう思いますか?」
ボクの直感ですが、
・除去が重要には違いない
・ただし、どのデッキにも除去が入るわけではないぽい
・M11の《火の玉》や《破滅の刃》のような高得点除去はなさげ
つまり、prae.さんと同じように考えています。
除去が必要ない例として、
なかしゅーさんの感染デッキ(黒緑)を上げます。
(公式)http://mtg-jp.com/reading/worldswalk/010030/
・クリーチャー17枚 呪文6枚
・感染デッキの必須呪文《荒々しき力》が2枚
・そのほかにも感染補助が4枚。
呪文は全て【感染補助】であり、除去が1枚も入っていません。
(《シルヴォクの模造品》こそありますが)
LSVはどんなデッキにも入ることを高得点の前提条件としています。
M11の《火の玉》は最高評価です。
逆に、サイド向きのカードはどんなにパワーカードでも最低点(0.5点)しかつきません。
この環境には除去が不要なデッキがあるため
少しだけ、除去の点数を下げる必要があるのかもしれません。
同様の理由で、色を選ばない除去(つまり茶色)というのは
どんなデッキにも入れやすいわけですから点数を上げなくてはいけません。
茶色の除去は、点数を下げる理由と上げる理由の両方があるのです。
そのために評価が難しくなっています。
少し脱線しますが、
LSVは《拘引》や《存在の破棄》に除去としては最高評価の4.0点をつけています。
http://mtglistener.diarynote.jp/201009271854272899/
これはM11の《破滅の刃》と同じ点数です。
しかし、シドニーにいって
なかしゅーさんの除去レスデッキにボコられたことで点数が変わったかも知れませんね(笑
話を戻します(⌒_⌒;)
破壊できないクリーチャーの存在
この環境の特徴として
破壊できないクリーチャーの存在があります。
・《ダークスティールの歩哨》
・《ダークスティールのマイア》
・《ダークスティールの巨大戦車》
黒の破壊する呪文(例:《肉体アレルギー》)
赤の火力(例:《感電破》)
などでは対処することができません。
その分、割り引いて考えなくてはいけません。
逆に、青白の擬似除去は破壊できない生物に対処できるため
点数を上げて考えるべきかもしれません。
(ただし、下げる要因もたくさんあるのでご注意を)
-1/-1カウンターと増殖
最後に、-1/-1カウンターと増殖について。
結論から言うと
-1/-1カウンターと増殖はある程度、除去の代わりになるので
除去の価値が(希少性の面で)下がる要因になります。
なんか難しい表現になってしまいましたが(⌒_⌒;)
除去の代わりがあるから除去の価値が下がるということですね。
《伝染病の留め金》なんかあると、簡単に除去ができてしまいます。
あの鳥も強いです。
最後に
除去について思いついたことを雑記しただけなので
まだ話をまとめるほどの段階にはありません。
ただし、除去の点数が下がる要因があるのは確かです。
・除去レスデッキの成立
・破壊できない生物
・除去を代替するシステムの存在(-1/-1カウンターと増殖)
まだまだ環境初期ですし
なんともいえないというのが正直なところかも。
MOに実装されるまでは
ボクにとっては始まってすらいないともいえます(⌒_⌒;)
http://mtglistener.diarynote.jp/201010090016199414/
この記事に大変多くのコメントをいただきました。
ありがとうございますm(_ _)m
コメントを見ると、とても多くの論点があり
それを整理するだけでも環境理解が進むのではないかと考えました。
そこで、【あのパックで何をとるか?】という答えを探すために
様々な切り口からアプローチしてみたいと思います。
(ものすごい真面目なイントロになってしまいましたが
ボク自身は極めてテキトーな人間ですので誤解のないように!)
その1 除去の重要性
「リミテッドで除去は貴重」というのを
三田村プロはことあるごとに強調しています。
ボクもM11ではまず除去の評価から始めました。
除去ないとボムといわず、セラ天出されて終わります。
ところが、SoMでは除去の重要度が
他の環境とは違うような気がしています。
ここで、prae.さんの提起
「ところで個人的にこの環境の除去の点数が普通の環境より低いと考えているのですが、listenerさんはどう思いますか?」
ボクの直感ですが、
・除去が重要には違いない
・ただし、どのデッキにも除去が入るわけではないぽい
・M11の《火の玉》や《破滅の刃》のような高得点除去はなさげ
つまり、prae.さんと同じように考えています。
除去が必要ない例として、
なかしゅーさんの感染デッキ(黒緑)を上げます。
(公式)http://mtg-jp.com/reading/worldswalk/010030/
・クリーチャー17枚 呪文6枚
・感染デッキの必須呪文《荒々しき力》が2枚
・そのほかにも感染補助が4枚。
呪文は全て【感染補助】であり、除去が1枚も入っていません。
(《シルヴォクの模造品》こそありますが)
LSVはどんなデッキにも入ることを高得点の前提条件としています。
M11の《火の玉》は最高評価です。
逆に、サイド向きのカードはどんなにパワーカードでも最低点(0.5点)しかつきません。
この環境には除去が不要なデッキがあるため
少しだけ、除去の点数を下げる必要があるのかもしれません。
同様の理由で、色を選ばない除去(つまり茶色)というのは
どんなデッキにも入れやすいわけですから点数を上げなくてはいけません。
茶色の除去は、点数を下げる理由と上げる理由の両方があるのです。
そのために評価が難しくなっています。
少し脱線しますが、
LSVは《拘引》や《存在の破棄》に除去としては最高評価の4.0点をつけています。
http://mtglistener.diarynote.jp/201009271854272899/
これはM11の《破滅の刃》と同じ点数です。
しかし、シドニーにいって
なかしゅーさんの除去レスデッキにボコられたことで点数が変わったかも知れませんね(笑
話を戻します(⌒_⌒;)
破壊できないクリーチャーの存在
この環境の特徴として
破壊できないクリーチャーの存在があります。
・《ダークスティールの歩哨》
・《ダークスティールのマイア》
・《ダークスティールの巨大戦車》
黒の破壊する呪文(例:《肉体アレルギー》)
赤の火力(例:《感電破》)
などでは対処することができません。
その分、割り引いて考えなくてはいけません。
逆に、青白の擬似除去は破壊できない生物に対処できるため
点数を上げて考えるべきかもしれません。
(ただし、下げる要因もたくさんあるのでご注意を)
-1/-1カウンターと増殖
最後に、-1/-1カウンターと増殖について。
結論から言うと
-1/-1カウンターと増殖はある程度、除去の代わりになるので
除去の価値が(希少性の面で)下がる要因になります。
なんか難しい表現になってしまいましたが(⌒_⌒;)
除去の代わりがあるから除去の価値が下がるということですね。
《伝染病の留め金》なんかあると、簡単に除去ができてしまいます。
あの鳥も強いです。
最後に
除去について思いついたことを雑記しただけなので
まだ話をまとめるほどの段階にはありません。
ただし、除去の点数が下がる要因があるのは確かです。
・除去レスデッキの成立
・破壊できない生物
・除去を代替するシステムの存在(-1/-1カウンターと増殖)
まだまだ環境初期ですし
なんともいえないというのが正直なところかも。
MOに実装されるまでは
ボクにとっては始まってすらいないともいえます(⌒_⌒;)
コメント
コメントありがとうございます!
>この環境のダークスティール生物は、感染に弱いため点数低めです。
>歩哨は強いですが、マイアと巨大戦車はデッキに入らないレベル。
先を越された!(⌒_⌒;)
実は次の記事はこれを書こうと思っていたんです(今日のコンボ)
さらっとコメントされていますが
まさにそれが要点の中の要点だと思います。お見事。