この環境は方針を間違うと大やけどをします。

トップレベルのプロが「過去最高に難しい環境だ」と
口をそろえているような極悪環境です。怖いぞSOM


そこで、大きく失敗しないために
必要なガイドを書こうと思います。

あんまり普段の記事と内容はかわりませんが(⌒_⌒;)



第1の選択 まず感染デッキを目指す

感染クリーチャーを集めた「感染デッキ」は
まったく別のルールで戦えるようなものです。

そのルールは圧倒的に有利なもので
現実的に勝ち目はありません。

ですから、まず感染を目指すことにしましょう。


ただし、「決め打ち」はすべきではありません。

上のプレイヤーが感染やってるのに、
感染デッキを目指すことはナンセンスです。

感染を目指すかどうかの判断の基準は
3~5手目に優秀な感染クリーチャーがとれるかどうかです。

・《嚢胞抱え》
・《死体の野犬》
・《胆液爪のマイア》
・《疫病のとげ刺し》

このうち2枚がとれたならGOサインです。
1枚なら、まだ他の選択を残しておく必要があります。

除去や装備品には目もくれずに
まずは感染生物をとります。これはとても重要なことです。




選択2 感染デッキが組めないとき

残念ながら感染デッキが組めないときは
他のアーキタイプを目指しましょう。

感染生物が流れてこないということは
赤・白・青のカードやアーティファクトカードが流れてきているはずです。

ここで目指すのはメタルクラフトデッキです。
(ただし、ここではビートダウンを目指します。)


メタルクラフトデッキに重要なことは
1にも2にもアーティファクトの枚数です。

一般的な環境では、除去は生物よりも大事ですが
この環境に限っては話が違います。

メタルクラフトを目指すなら、除去がたくさんあることは
かえってデッキのパワーを弱めることになります。

実際、1枚も除去を入れないデッキを
プロが使用して全勝しています。(世界選手権のキブラー)

1マナのアーティファクトカードも必ず入れましょう。
カードパワーが低くても、なくてはならないカードです。

マナマイアはメタルクラフトデッキのキーカードです。
4マナ生物をスムーズに展開していくために、
メタルクラフトの達成のためにぜひとも欲しいカードです。

重要なのは4マナ域の生物です。
《金属の駿馬》
《錆びた秘宝》
《ガルマの保護者》
《刃族の狂戦士》

メタルクラフトデッキでは
4マナ域の生物は規格外の大きさになります。

何枚あっても困りません。
ただし、有色のカードはアーティファクトカードよりも優先順位が落ちることは忘れないでください。

最低でも15枚のアーティファクトを確保しなくてはいけないからです。
できれば18枚くらいあると安定だと思っています。
もちろんメインデッキに入れる枚数です。

死ぬ気でアーティファクトをピックしましょう。


ただし、デッキに入れられないレベルのカードばかり集めて
アーティファクトデッキをつくっても勝つことはできません。

《金属の駿馬》
《錆びた秘宝》
《ゴーレムの職工》

こういった強力なアーティファクト生物が流れてきているときに
メタルクラフトデッキを目指す価値があります。

では、そうでないときはどうしましょう?




第3の選択 コントロールへ

3~5手目に、
感染生物が流れてきたら感染デッキになっているはずです。

3~5手目に
強力なアーティファクト生物が流れてきたら、メタルクラフトデッキを目指します。

では、どちらも流れてこないときはどうしましょう?



上のプレイヤーたちが攻撃的なデッキを組んでいる場合には
除去ばかり流れてくることになります。

上のプレイヤーが攻撃的なデッキを目指す場合
1パック目は生物の確保に全力をつくしますので

赤や黒の除去がどんどん流れてくることになります。
また、攻撃に向かない青のカードの全てが流れてきます。


その場合は、コントロールデッキを目指します。

コントロールデッキは、デッキの種類が多く
全てを語ることができません。

また、この環境はコントロールが若干不利です。
やるからには《精神隷属器》つかうくらいの気合のコントロールが必要です。

中途半端なコントロールでは全勝はできません。

一方で、コントロール向きのカードがとても安く
2勝をめざすなら無難にデッキが組めることも確かです。

あえてコントロールのアーキタイプをあげるなら

・赤黒(生贄・除去)
・青系コントロール
・緑系コントロール

この3つが流行りというか
だいたいどれかになります。

赤黒は基本的に除去コンです。
青系はLSVのやつが安定。
緑は色々ありすぎてよくわかりません(⌒_⌒;)


コントロールは結局「逃げ込むところ」だと考えてください。
感染も金属術もできないときに、避難的にやるものです。

コントロールでは勝てないとはいいませんが
この記事の趣旨は「大やけどしないこと」です。


この記事の内容は、多くの先人が火傷をしながら
たどりついた比較的安全な道を示しているものであります。

おそまつさまでしたm(_ _)m

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