【LSV’ｓ Draft】 LSVは感染下手 SOM #8
2011年1月11日コメント (11)LSV’ｓ Draft SOM #8
http://www.channelfireball.com/articles/channel-lsv-som-draft-8/
うむむむむ。
これはお粗末なドラフトだといわざるをえません。
何もかも中途半端なドラフトです。
プレイングミスもあるし、見て参考にするというよりは
LSVと同じミスをしないようにするという感じでしょうか。
LSVはこの環境本当に苦戦してますねぇ。
まずピックについて。
1-1で《化膿獣》を流しておいて
1-4から感染に入っています。
ＬＳＶは青赤のコントロール志向ですし
受けを広くとるプレイヤーですから、初手《感電破》は彼らしいピックです。
しかし、感染をデッキの選択肢にいれているのなら
《化膿獣》はとりあえずピックしておくべきカードだと考えています。
ただし、それは
ボクとＬＳＶで除去の点数が違うだけだともいえます。
ボクは1-1では
ボム or 強力な感染カード ＞ 除去 ＞４マナ金属カード
という優先度なので、《化膿獣》は見る聞くなしでとります。
強力な感染カード流しといて感染やりますというのは
下とケンカするだけです。
ボクは赤黒のコントロール大好きですが
それでもコントロールは「逃げ道」としての位置づけです。
まずアグロデッキをめざして
除去ばっかり流れてくるならコントロールやるというのがSOM環境だと思っています。
（この点については好みなので、どっちが正解ではありません）
《闇の掌握》をピックしたところも
ボクは《疫病のとげ刺し》をとります。
《闇の掌握》はかわりのカードがありますが
《疫病のとげ刺し》は貴重な貴重な２マナ感染フライヤーです。代えがききません。
結果、アグロ感染を十分やれる流れなのに
中途半端な感染コントロールになってしまいました。
感染生物１１枚と１３枚では全然デッキの意味が違います。
もうひとつ気になるのは
《シルヴォクの生命杖》と《刃の翼》の選択です。
LSVはコントロールにするつもりでしたので、杖で正解なのですが
アグロを目指していれば《刃の翼》をピックできていました。
アグロ感染デッキの《刃の翼》はめちゃめちゃ強いです。
《闇の掌握》より点数高いです。杖なんか目じゃないです。
カードの流れ自体は全勝レベルの感染なのですが
わざわざ感染要素を薄くして負けている感があります。
《真っ二つ》２枚も個人的には良くないと思っています。
このカードは生贄デッキに弱く、
感染デッキ自体が生贄デッキに相性悪いので
《真っ二つ》メイン２枚とかだとかなり苦しい相性になってしまいます。
緑のダブルシンボルを必ず出さないといけないので
黒のダブルシンボルが使いづらくなるのも大きなデメリットです。
カードパワーは認めますが、
入れるなら１枚まで、使えればＯＫくらいの勢いで確実に当てないといけません。
（フォローしますが）ゲームの終盤にきちんと当てれば
ゲームがひっくり返るくらいのパワーはあります。
最後になりますが
そもそも後手を選べないようなコントロールっていう時点で
問題があると思います。（世界１のプレイヤーに言いたい放題！！！
http://www.channelfireball.com/articles/channel-lsv-som-draft-8/
うむむむむ。
これはお粗末なドラフトだといわざるをえません。
何もかも中途半端なドラフトです。
プレイングミスもあるし、見て参考にするというよりは
LSVと同じミスをしないようにするという感じでしょうか。
LSVはこの環境本当に苦戦してますねぇ。
まずピックについて。
1-1で《化膿獣》を流しておいて
1-4から感染に入っています。
ＬＳＶは青赤のコントロール志向ですし
受けを広くとるプレイヤーですから、初手《感電破》は彼らしいピックです。
しかし、感染をデッキの選択肢にいれているのなら
《化膿獣》はとりあえずピックしておくべきカードだと考えています。
ただし、それは
ボクとＬＳＶで除去の点数が違うだけだともいえます。
ボクは1-1では
ボム or 強力な感染カード ＞ 除去 ＞４マナ金属カード
という優先度なので、《化膿獣》は見る聞くなしでとります。
強力な感染カード流しといて感染やりますというのは
下とケンカするだけです。
ボクは赤黒のコントロール大好きですが
それでもコントロールは「逃げ道」としての位置づけです。
まずアグロデッキをめざして
除去ばっかり流れてくるならコントロールやるというのがSOM環境だと思っています。
（この点については好みなので、どっちが正解ではありません）
《闇の掌握》をピックしたところも
ボクは《疫病のとげ刺し》をとります。
《闇の掌握》はかわりのカードがありますが
《疫病のとげ刺し》は貴重な貴重な２マナ感染フライヤーです。代えがききません。
結果、アグロ感染を十分やれる流れなのに
中途半端な感染コントロールになってしまいました。
感染生物１１枚と１３枚では全然デッキの意味が違います。
もうひとつ気になるのは
《シルヴォクの生命杖》と《刃の翼》の選択です。
LSVはコントロールにするつもりでしたので、杖で正解なのですが
アグロを目指していれば《刃の翼》をピックできていました。
アグロ感染デッキの《刃の翼》はめちゃめちゃ強いです。
《闇の掌握》より点数高いです。杖なんか目じゃないです。
カードの流れ自体は全勝レベルの感染なのですが
わざわざ感染要素を薄くして負けている感があります。
《真っ二つ》２枚も個人的には良くないと思っています。
このカードは生贄デッキに弱く、
感染デッキ自体が生贄デッキに相性悪いので
《真っ二つ》メイン２枚とかだとかなり苦しい相性になってしまいます。
緑のダブルシンボルを必ず出さないといけないので
黒のダブルシンボルが使いづらくなるのも大きなデメリットです。
カードパワーは認めますが、
入れるなら１枚まで、使えればＯＫくらいの勢いで確実に当てないといけません。
（フォローしますが）ゲームの終盤にきちんと当てれば
ゲームがひっくり返るくらいのパワーはあります。
最後になりますが
そもそも後手を選べないようなコントロールっていう時点で
問題があると思います。（世界１のプレイヤーに言いたい放題！！！
コメント
誰もカットしないスイスとかみたいに、感染決め打ちとかばっかりしてたらデッキにならない
確かに強力な感染カードだけど、感染デッキ以外では全く何の役にも立たない化膿獣は、1-1で感電波流して取るにはリスキー過ぎると感じる
どもー！
＞8-4やればわかるよ
＞誰もカットしないスイスとかみたいに、感染決め打ちとかばっかりしてたらデッキにならない
確かにスイスは甘いです(⌒＿⌒;)
平気で《嚢胞抱え》とか《死体の野犬》が流れてきます。
一方、8-4で感染決め打ちしてたら
絞られまくってまるでデッキにならない。なるほど。
＞感染デッキ以外では全く何の役にも立たない化膿獣は、1-1で感電波流して取るにはリスキー過ぎると感じる
《化膿獣》は受けが狭すぎるので初手には向きません。
ハイリスクなピックになってしまいます。
一方、《感電破》はデッキをほとんど選びません。
そういう意味でＬＳＶの選択はバランスのいい選択です。
ピックの仕方は
卓のレベルやドラフトの目的に依存する。
これは大いに考慮すべき話だと思います。
あなたは感染のながれだと主張していますがそれは後だしジャンケンと同じようなものではないでしょうか
＞強力な感染カード流しといて感染やりますというのは
下とケンカするだけです。
初手で化膿獣をながすと感染にはいけないというのはまったく理解できません
下の人だって化膿獣が流れてきてそのあと感染のカードが流れてこなければ方向転換を考えるはずです
僕は逆にswissだと有色コントロールに向かって8-4だと金属術や感染のアグロに向かいます。
swissは遅くても守れてアドとれるデッキ作れば取りこぼさないけど8-4だとそれが通じないアグロ（感染でも金属術）との遭遇率がかなり高いからです。
swissばっかりやってた頃は有色コントロール万歳って感じでしたけど8-4で同じことやったら分からされる事が多かった
といっても《化膿獣/Putrefax(SOM)》と《感電破/Galvanic Blast(SOM)》の2択についてはまた別の話で、受けの広さと除去を優先するのでswissでも8-4でも《感電破/Galvanic Blast(SOM)》とると思います。流れ次第ですが、その後できれば青に行きたくなるのがswiss、赤白金属アグロに行きたくなるのが8-4。
コメントありがとうございます！
kaomakka2さんがコメントしてくれたように
1-1《化膿獣》はリスキーなピックです。
今回は（ボクの方法が）たまたまうまくいったというご指摘は
まったくその通りです。
感染カードが流れてきたからこそ成功したのであって
それを良い悪い言うのは後出しジャンケンです。
＞下の人だって化膿獣が流れてきてそのあと感染のカードが流れてこなければ方向転換を考えるはずです
その後、感染カードが流れてこなければ
上が感染をやっていると判断するでしょう。
下の人が感染にいくとは限りません。おっしゃるとおりです。
8-4とswissの違いについて
ペンティーノさんと似たような感触をもっています。
8-4は全くどうにもならんようなアグロを組んでくる相手がいます。
しかも、たいていいます(⌒＿⌒;)それがボクであることもありますがｗ
＞受けの広さと除去を優先するのでswissでも8-4でも《感電破/Galvanic Blast(SOM)》とると思います。
ボクも環境の中盤までは《感電破》の方が点数高かったです。
青系コントロール派でしたから。間違いなくその方が丸いです。
その後、誰かの（CFB)のコラムを読んで点数を大幅に改めました。
訳したのはたぶんペンティーノさんｗ
・感染にいくなら１パック目はアグレッシブに感染生物をとること。
数を集めるためだけでなく、他の参入者を減らすために。
さらに、キブラーの除去レスデッキという選択も増えて
どんどん除去の点数が下がっていきました(⌒＿⌒;)
僕の除去の点数がコントロールがメインだったときのまま硬直していることに気付いたからです。
除去レス金属術は2,3上手く組めたことがあって、その際はアーキタイプ確定後に金属を除去に優先したら上手くいきました。16～18の金属を集めるのは意識しないとかなり大変なので、最初からそのアーキタイプも視野に入れてドラフトするなら確かに除去の点数は下がるかもしれません。
ボクも今回の点数調整はまったく理屈に合わない部分があります(⌒＿⌒;)
感染とそれ以外ではまったく点数のつけ方が違うのですが
問題は感染が強すぎることです。自分が使っても相手が使っても。
＞16～18の金属を集めるのは意識しないとかなり大変なので、最初からそのアーキタイプも視野に入れてドラフトするなら確かに除去の点数は下がるかもしれません。
ペンティーノさんは話をまとめるのが上手いですね♪
ボクの頭の中にあるよりずっとまとまっていて憎らしいくらいｗ
まさにその通りで、除去レスメタルの場合は１８枚を目指します。
ボクの場合は土地１７枚でマナマイアをなるべくとらないので、
１パック目から本気でメタル拾います。
除去は《拘引》か《感電破》が最低ライン。
ぶっちゃけ除去が必要なアーキタイプを選ぶことが減ってきて
除去は安く取れた分だけ使うような感じです。
安くたくさんとれちゃったら赤黒除去コンにするという感じです。
議論からすこし逸れることですが、気になったので書き込ませて頂きました。
>まさにその通りで、除去レスメタルの場合は１８枚を目指します。
ボクの場合は土地１７枚でマナマイアをなるべくとらないので
マナマイア2-3体いたほうが、3ターン目に4マナのスペルを唱えれるタイミングを作れることを重視して結構意識してピックしていたので、除去レスの場合の指針も含めてアドバイス頂けると幸いです。
どもー！
＞マナマイア2-3体いたほうが、3ターン目に4マナのスペルを唱えれるタイミングを作れることを重視して結構意識してピックしていたので、除去レスの場合の指針も含めてアドバイス頂けると幸いです。
土地１６枚でマナマイア３枚が標準です。
キブラーもそうしてましたし。その方が展開が速く破壊力のあるデッキになります。
ただし、デメリットもあるためボクは土地１７枚にするタイプです。
非常に長くなるため、次の記事に書きますね(⌒＿⌒;)