決勝ドラフト。藤田さんの初手
http://gatherer.wizards.com/magic/draftools/draftviewer.asp?draftid=6_12_2011_1&player=1&pack=1&pick=1&showpick=false&alwaysshowpick=false

なんと1-1《縫合の僧侶》(⌒_⌒;)

もちろん何を狙っているかは明白です。
すばやく相手のライフを攻めるデッキを目指しています。

その後も、軽量除去の《グレムリン地雷》や速攻生物
2枚目の《縫合の僧侶》などをピックしてブレません。



一方その頃、LSVは
http://gatherer.wizards.com/magic/draftools/draftviewer.asp?draftid=6_12_2011_1&player=6&pack=1&pick=2&showpick=false&alwaysshowpick=false

1-2 《囁く死霊》
1-3 《盲目の盲信者》

こちらも2手目から一直線です。《囁く死霊》はたしかにボムですが
このラインナップから黒に決めてしまうようなピックは驚きです。


アーキタイプや色の決定が早いことはNMSドラフトの一つの傾向です。

「まず2手目くらいまでは広く受けて、上の色を見極めてから決める」という手法をとらないトッププレイヤーを少なからず見かけます。

ボクにはその理由がよくわかっていませんでした(⌒_⌒;)
多色を前提にパワーカードを拾うMSS環境同様の戦略を継続していました。

しかし、この環境のドラフトビューワーを見てわかったことがあります。
上の色を見極めることが極めて難しい。

《髄掘り》だったり《磁器の軍団兵》だったりを拾うことが多い環境ですので
上が何やってるか全然わからんことが多いのはボクも感じていました。

逆に言うと、何をやっているかハッキリと主張せんことには
下はただただ迷うことしかできないのです。

1-1とか1-2から主張しはじめないと
下が判断の材料にする1-3から1-5に間に合わないということなのでしょうか。

ちょっと極端な主張の仕方だと感覚的には思うのですが
強者が得ている何かがそこにはあるでしょう。

ふーむ、ボクにはまだ難しい(⌒_⌒;)




余談ですが、藤田さんの3回目ドラフトはちょっと不運があります。
卓全体にNPHパックから出た速攻向きのカードが少なかったのです。

《磁器の軍団兵》なんかは出ていますが、これはデッキを選ばず拾われてしまいます。
《侵害の魂喰い》みたいなコモンがありません、軽量のフライヤーも出ていません。



コメント

ろせ
2011年6月13日10:35

ちなみに昨日晒したデッキはどれも俺も1-2からデッキ決めてとってました。
これくらいの方が全勝しやすいね。

kamyu
2011年6月13日10:47

ここのドラフトは本当に難しいと思います。私もドラフトヴューアーを見て取るカードを決めていったら、藤田さんの方が感染、LSVが白緑の流れ→赤(途中黒の多さに参入も考えた)になりましたし。4~6ドラフトならともかく、8ドラフトだと上との協調が重要だと言うことでしょうか。

listener
2011年6月13日17:11

>ろせさん
>どれも俺も1-2からデッキ決めてとってました。
>これくらいの方が全勝しやすいね。

今なら「これくらいの方が全勝しやすい」の意味がわかる気がします。

もちろん早めに決めてしまうリスクがあるわけですが、
そのくらい早く決めた方が強力なデッキになる可能性が高い、という意味だととらえています。

>kamyuさん
藤田さんもLSVも上の色を見る前に、自分のアーキを決めちゃってますね。
そういう意味で「下にやらせない」ことを重要視しているのかも。

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