【M12ドラフト】先手か後手か
2011年8月19日コメント (4)もうすぐ上海ですねぇ。
プロはどんな戦いを見せてくれるんでしょう。楽しみです♪
先手か後手かは常に議論の的なのですが
ボクは現在ほとんど後手をとっています。
どうしてほとんどかというと
アーキタイプによっては先手をとるからです。当たり前ですが。
青白なんかはやっぱり先手をとります。
赤黒狂喜なんかも当然先手。
ただ、赤黒狂喜はほぼやらないアーキタイプです。
もっというと赤はほぼやらなくなりました。
赤はアグロにして強いカラーでなので、あんまりやりたくない。
赤黒をやるにしても後手をとれるコントロールデッキにします。
青白も同様にアグロにして強い組み合わせ。
青白は非常に強力なアーキなのでやれるときはもちろんやるのですが
先手デッキになりやすいのであんまり好きではないです。
■どうして先手デッキが嫌?
先手デッキは土地が15~16枚だからです。
まずマリガンの確率の差があります。
初手でランドが1枚以下の確率。
15枚 16.8%
16枚 13.4%
17枚 10.5%
それほど大きな差ではありません・・・と言いたいところですが
勝率に直結する差といっていいですからバカになりません。
もっと切実なのが2ランドの扱いです。
2ランド以下の確率
15枚 47%
16枚 41%
17枚 35%
この数字の差が無視できない。
先手の15枚の場合は半分ぐらいは2ランド以下です。
そして、忘れてならないのが
・先手はこの7枚でスタート
・後手はあと1枚加えてスタート
■戦略的な話も含めて
カードや戦略を含めて議論するともっとややこしいです。
1.《小悪疫》の存在
後手デッキに積まれている《小悪疫》を無視できません。
最初のクリーチャーと土地1枚を奪われることは、
想定しておかないといけません。
ここで数字を思い出してください。
15枚先手の場合、初手2ランド以下の確率は約5割です。
16枚先手でも、4割。
ボクは《小悪疫》が怖くてとても先手が選べません。
2.《精神腐敗》
もうひとつ後手の切り札なのが《精神腐敗》です。
環境初期は「ハンデスしてる暇などない」という認識でしたが、
今では全く逆です。
先手マリガンに《精神腐敗》をあわせるだけで勝ち。
これはもうセオリーなんじゃないでしょうか。
だから、ボクは先手やるときはなんとしても《予言》を入れます。
マリガンからのリカバリーに《予言》がないとどうしようもありません。
ただし、先手が一息つくことは後手に時間を与えることであります。
いっそ後手とった方が早いのでは?とボクは考えるわけです。
■先手は辛いよ
それでも先手は魅力があります。
土地と生物がちゃんと噛み合うなら、どう考えても先手が有利です。
それもハンパな有利ではありません。
しかし、びふさんの記事ありますように
4割は土地事故するのがマジックです。
そして、幸運な6割の場合にも
クリーチャーを毎ターン連打できるとは限らないのです。
■後手のサンプル
ボクが昨日使った後手デッキをサンプルに紹介します。
・青黒コントロール
http://mtglistener.diarynote.jp/201108182351567790/
《精神の制御》《困窮》などのハンデス
《破滅の刃》《ソリンの渇き》などの除去
あと《マナ漏出》をぜひ1枚
・青緑恐竜
http://mtglistener.diarynote.jp/201108181717044065/
赤丸急上昇の青緑恐竜です。
緑のレア・コモンの安さ強さが魅力。
《霊気の達人》は何が何でもピックします。
プロはどんな戦いを見せてくれるんでしょう。楽しみです♪
先手か後手かは常に議論の的なのですが
ボクは現在ほとんど後手をとっています。
どうしてほとんどかというと
アーキタイプによっては先手をとるからです。当たり前ですが。
青白なんかはやっぱり先手をとります。
赤黒狂喜なんかも当然先手。
ただ、赤黒狂喜はほぼやらないアーキタイプです。
もっというと赤はほぼやらなくなりました。
赤はアグロにして強いカラーでなので、あんまりやりたくない。
赤黒をやるにしても後手をとれるコントロールデッキにします。
青白も同様にアグロにして強い組み合わせ。
青白は非常に強力なアーキなのでやれるときはもちろんやるのですが
先手デッキになりやすいのであんまり好きではないです。
■どうして先手デッキが嫌?
先手デッキは土地が15~16枚だからです。
まずマリガンの確率の差があります。
初手でランドが1枚以下の確率。
15枚 16.8%
16枚 13.4%
17枚 10.5%
それほど大きな差ではありません・・・と言いたいところですが
勝率に直結する差といっていいですからバカになりません。
もっと切実なのが2ランドの扱いです。
2ランド以下の確率
15枚 47%
16枚 41%
17枚 35%
この数字の差が無視できない。
先手の15枚の場合は半分ぐらいは2ランド以下です。
そして、忘れてならないのが
・先手はこの7枚でスタート
・後手はあと1枚加えてスタート
■戦略的な話も含めて
カードや戦略を含めて議論するともっとややこしいです。
1.《小悪疫》の存在
後手デッキに積まれている《小悪疫》を無視できません。
最初のクリーチャーと土地1枚を奪われることは、
想定しておかないといけません。
ここで数字を思い出してください。
15枚先手の場合、初手2ランド以下の確率は約5割です。
16枚先手でも、4割。
ボクは《小悪疫》が怖くてとても先手が選べません。
2.《精神腐敗》
もうひとつ後手の切り札なのが《精神腐敗》です。
環境初期は「ハンデスしてる暇などない」という認識でしたが、
今では全く逆です。
先手マリガンに《精神腐敗》をあわせるだけで勝ち。
これはもうセオリーなんじゃないでしょうか。
だから、ボクは先手やるときはなんとしても《予言》を入れます。
マリガンからのリカバリーに《予言》がないとどうしようもありません。
ただし、先手が一息つくことは後手に時間を与えることであります。
いっそ後手とった方が早いのでは?とボクは考えるわけです。
■先手は辛いよ
それでも先手は魅力があります。
土地と生物がちゃんと噛み合うなら、どう考えても先手が有利です。
それもハンパな有利ではありません。
しかし、びふさんの記事ありますように
4割は土地事故するのがマジックです。
そして、幸運な6割の場合にも
クリーチャーを毎ターン連打できるとは限らないのです。
■後手のサンプル
ボクが昨日使った後手デッキをサンプルに紹介します。
・青黒コントロール
http://mtglistener.diarynote.jp/201108182351567790/
《精神の制御》《困窮》などのハンデス
《破滅の刃》《ソリンの渇き》などの除去
あと《マナ漏出》をぜひ1枚
・青緑恐竜
http://mtglistener.diarynote.jp/201108181717044065/
赤丸急上昇の青緑恐竜です。
緑のレア・コモンの安さ強さが魅力。
《霊気の達人》は何が何でもピックします。
コメント
先手の強みはやはりテンポですね。
やっぱり回りがどういう風にデッキを組むかどうかですね。あたりまえですが
>精神腐敗は黒が弱いと思われている環境ならたしかに強いでしょうね。夜の子、ソリンの渇きなど軽くて時間の稼げるカードが他にもあるので後手はなかなか。
黒後手は、安さと強さのバランスではもっとも優れていると思っています。
kamyuさんのおっしゃるように《夜の子》と《ソリンの渇き》が最重要カードです。
テンポを奪いつつライフを回復させられる夢のカード。
いらない土地がクリーチャーになるって凄く便利じゃないですかー
>ルーターは何ターン目に出しても強いカードなんで、自分はテンポデッキにこそ喜んでいれます
>いらない土地がクリーチャーになるって凄く便利じゃないですかー
ボクも速攻デッキにルーター入れる派です。
やっぱりムダヅモを減らせるのは最高です。