ずいぶん長い間追いかけて
欲しくてしょうがなかったものが
手に入った瞬間から価値を失うのは何故だらう?

アホみたいに時間かけたし
アホみたいに欲しがってたのに
その「かけてきた時間」やら切望が消えてなくなる不思議。

口に入れるまでは世界一美味い(はずだった)ケーキが
口に入れたらもう価値がなくなるみたいな。
もちろん口の中では滅茶苦茶美味なんだけど。

そうなんすよ
口に入れるまでは世界一の美味(のはずだった)んです
いっちゃあ口に入れんかったらずっと世界一の美味だったわけだ


イアン・ソープのアル中
ASKAのヤク中

彼らは世界一のケーキをかじったことあるのに
もっとしょーもないもんかじっちゃった

何でかねえ


ボクは昔ウンチでした。
でも10年以上ハードトレーニングしてたら
それなりになってた。
憧れていたレベルはとっくに過ぎてた。


憧れは栄養で
夢は見ているうちが幸せで
結果はいつだって「後悔」しかないのかもしれない

最高のケーキは、
追いかけてる間だけ価値があり
口に入れられないと後悔し
口に入れちゃうと違う変なものかじっちゃう



まとめなどない

コメント

運び屋
2014年5月24日17:51

でしたら新しい夢や目標を常に持ち、追いかけ続ければずっと幸せでいれるんじゃないですか?挑戦し続ける人生ってかっこいいじゃない。

ラック(larryniven)。
2014年5月24日18:01

夢は叶えるよりも維持するほうが難しい…何か違うな。

nophoto
通りすがり
2014年5月24日22:43

そう考えると、江戸の町人は実にうまく欲求を相手取ってましたね。
「いき」って奴ですが。

bun
2014年5月25日0:18

生きているだけで丸儲け(足るを知る)の人だと思っていたのだが・・・。
この文章を読むだけだと何について言っているのか分からないのだけど、人生がしんどそうな考え方だと思うから大変そうだな。

listener
2014年5月25日0:52

思い付きをメモったら、思いのほか長くなりました。
(ボクの記事はいつもそんなもんではありますが)

>hak0さん
>新しい夢や目標を常に持ち、追いかけ続ければずっと幸せ
インディジョーンズが言いそうなセリフですね。
永遠の若さの秘密みたいな。
おそらくモチベーションの本質はそういうもんだと思います。
人間はシンプルに出来てる!

>ラックさん
>夢は叶えるよりも維持するほうが難しい
それはそれで間違いないと思います。
あきらめちゃうんですよどこかで。
絶対あきらめるもんかっていうくらいのモチベーションが続くんなら
かなり幸せなんじゃないでしょうか。
どっかであきらめてるとその分だけ色あせるってことだと思うの。

>通りすがりさん
「いき」とはまた違う角度から来ましたね。
欲との付き合い方の上手さ、ふーむ。
これちょっと頭の中で考えてみます。どうも。

>bunさん
>生きているだけで丸儲け
なんていうかその裏側みたいな話かな。
コインの表裏みたいなもんで、
片方が間違いない分、もう片方も間違い無さそうに思えてくる不思議。
夢なんてなくても人生、夢があるのも人生。

re-giant
2014年5月26日8:42

芥川龍之介の「芋粥」を思い出しました。
いつか叶えたいと思っていた夢をあっさり叶えられてしまい逆に呆然としてしまう話。
おめでとうございますと言っていい話なのか分かりませんが、おめでとうございます。

listener
2014年5月26日13:37

芋粥とはまた絶妙なところを持ってきましたね
叶わぬ夢として胸のうちにあったときは
「食いきれぬほどの芋粥」は至高の価値を持っていたのに
夢かなったばかりに色あせた

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