興味深いコメントを頂きました。
(ボクの緑白デッキに対するコメントです)


▼あかねさんのコメント 
ブンが見えるだけでなく、中期戦でもタッパー、飛行、傑作で戦えそうないいデッキですね。フラッドケアもそこそこ。

個人的に関心があって、MOのOGW8-4ドラフトの優勝デッキを24イベント分集計したのですが、

白青1,青黒2,黒赤3,赤緑1,緑白2,白黒6,青赤1,黒緑4,赤白1,緑青2。青黒赤1
色別では白10、青7、黒16、赤7、緑9

という分布で、思ったより緑白は勝ってないようでした。緑白はブンこそ印象的だけど、フラッドに弱く安定3-0は難しいようです。

白黒、黒緑はミッドレンジ構成で、アドとコンシューマを備えた「らしい」構築が多かったです。個人的感想では、実力伯仲のGPやPT卓では先鋭化した早いデッキが求められる一方、MOで実力下の相手を蹴散らすにはミッドレンジが向いているようで、環境によってピック方針もかわってくるのかな、と思いました。
ものすごい玄人いコメント。
ひとつひとつ見ていきましょう。


▼緑白の弱点 

そうです。フラッドです。

緑白は構造上6マナ以上の生物を入れられません。
や、入れてもいいけど並べるデッキに
「並べられない生物」入れるのは愚なのです。
支援の対象を場に置くことがまず第一。

で、6マナ以上が無いなら、土地17枚はちょっとが多い。
支援デッキは生物を引きたい&生物が軽いので
土地は16枚がいいのです。
実際、GPだったら16枚にすべきでしょう。

それは「相手が非常に強い」「3-0が欲しい」
「デッキが回らなきゃ負けでいい」という競技の場だからです。

しかし、MOでは17枚にします。
(なんとしても3-0というときは16枚にします)

特にメインカラーのソースを9~10枚確保するためには
やっぱり17枚必要なのです。
16枚ではサブカラーが出なくて死ぬ未来が待っています。
安定性の面でやはり17枚欲しい。

実を言うと緑白支援はネタがバレてしまうとけっこう弱いのです。
緑白支援をメタってサイズを調整すると楽に対処できます。
だから、勝ち切りたかったら強力なレアを持っているか
土地を切り詰めてドブンを狙わないと勝てません。

で、17枚ではちょっと土地が多いのでフラッド気味になります。
フラッドを合理化しなくてはいけないので

・上陸 《噛み付きナーリッド》《オンドゥの大角》
・マナ消費 《オラン=リーフの発動者》《絶壁の見張り》
こういうカードが3枚は欲しいのです。


▼実は16枚でも多い 

《戮力協心》が2枚入ってくると
実は16枚でもフラッドしてしまいます。

圧縮カードが2枚なので実質的なデッキの枚数は38枚。
42%が土地なので、フラッドするのは必然です。

欲しいのもちろん生物です。
ボクがいつも「生物をたくさん入れろ」と連呼するのは
フラッドに負けないくらい生物を引くためです。
19~21枚あってやっと安心ラインなのです。

まあそれくらい支援デッキは生物が欲しいのです。

コメント

Estuary
2016年2月8日21:24

圧縮、、、確かに!いつもいつも勉強になります!

listener
2016年2月9日0:09

お役に立てて何よりです!!!

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