【KTK】ジェスカイ論争
誰も争っていないのは秘密だ!(挨拶


▼クリーチャーを詰め込むのがビートダウンだ!

まずビートダウンというのは
生物を17~18枚くらい欲しいのです(当社基準

生物を引いてこないと話になりませんから
デッキの4割強はクリーチャーにしたい。

16枚(4割)以下ですと、
最初の2体くらい除去されると敗色濃厚になってきます。

ここまではただの算数です。


▼ジェスカイは非生物呪文で輝く

一方、ジェスカイというのは非生物呪文を唱えてナンボです。

果敢に攻めていくためには
何でもいいので非生物呪文を引かなくてはいけません。

非生物呪文8枚というのが最低ラインになってくると思います。


▼ジェスカイのジレンマ 

ここで!

ジェスカイというのはアグロ寄りのクランなのです。
果敢は攻めるのに向いている能力。

・生物を引かなくては話にならない
・非生物呪文を引かなくては強くない
・多色環境は土地を削れない

構造的・環境的なジレンマを抱えているのです。

LSV曰く、「ジェスカイはシステム上のアンシナジーを内包している」

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タイトルで煽った割には、あんまり論争にならなさそう・・・
【happymtg】渡辺 雄也のジェスカイ
菊名合宿『タルキール覇王譚』カバレージ
12thドラフト結果
http://www.happymtg.com/coverage/22539/


晴れる屋様に感謝しつつ感想を書きたれようかと思います♪


▼デッキの分析

・マナベース:土地17枚・戦旗2枚

白ソース 10
青ソース 8
赤ソース 7

つまりジェスカイ。
多色土地は1枚だけ。戦旗を2枚にしてソースを確保。


・クリーチャー:14枚

マナカーブは 5-5-4-0(4マナ以上の変異は3マナ扱い)

《イフリートの武器熟練者》3枚が目を引きます。
先制や回避との相性がいい押せ押せカード。

コモンとは名ばかりの《アイノクの盟族》が2枚ありますね。
ほぼ先制もちですから、熟練者とシナジーしてタフ6を突破しちゃう。

《湯熱の精》の能力がプレイヤーを対象にとれるのは
チートであると個人的に思っております。


・呪文:7枚

戦旗も含めると9枚。
ジェスカイと言いつつ、果敢は1枚しかないのでこれでOK
あ、《ジェスカイの隆盛》もあったか。果敢2枚。


▼感想

レアについては何もコメントするところはありません。
強い強い。

一番勉強になったのはマナベースかな?

土地を拾うのにピックを使ってないから
カードが強い(レアがいっぱいある)とも言えます。
そんで安い戦旗で帳尻をあわせる。

ただ、「戦旗=弱い」という図式になってないのが感心ポイント。

マナカーブは低く、土地は17枚でぜんぜん足りる。
しかし、色のソースは足りないので軍旗を入れている。

戦旗は「色事故回避」&「フラッド回避」の両方の役割。
土地と違ってドローに変換できますから。


こんだけ強いカード多いともう自分のデッキが回ればそれでよいので
除去入れてませんね。
【happymtg】魔王 三原のマルドゥ
菊名合宿『タルキール覇王譚』カバレージ
11thドラフト結果
http://www.happymtg.com/coverage/22534/


▼デッキの分析 

・マナベース 土地18 戦旗0
 白ソース 8
 黒ソース 7
 赤ソース 6

・除去 8枚
 マルドゥは除去色を集めたクランですから
 やる気になったらスゴイんです。
 
 しかも、6マナの《大蛇の儀式》2枚と10マナの《死の投下》!
 つまりはヘヴィー除去コンです。

・《血蠅の大群》シナジー
 除去コンと相性抜群のフライヤーです。
 レアの《兜砕きのズルゴ》とも相性いい。


▼感想

安くて強いカードを上手く使っている印象。
特に大型フライヤーがポイントだと思います。

・《血蠅の大群》 5マナ、2/2、飛行、+1/+1トークン カウンターが乗る
・《尊いラマスー》7マナ、5/4、飛行

地上は戦士にまかせて、
勝負を決めるのは大型のフライヤーです。

このデッキの構造をおおまかにまとめると
1.戦士
2.大型飛行
3.除去

この3要素でだいたいできてます。

軽い除去(特に《消耗する負傷》)がなく
マナカーブも重いので、速いデッキ相手はそれなりに怖いです。

卓がグチャったと思ったら、ずっごい重いデッキを組むのはアリだということかな・・・

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