まずこちらのドラフトを見ていただきたい

Pro Tour Khans of Tarkir � Draft 1, Pod 19 Shoo Han Yoon
http://gatherer.wizards.com/magic/draftools/draftviewer.asp?draftid=10_10_2014_1&player=2&pack=1&pick=1&showpick=true&alwaysshowpick=false

レアは強いですが見て欲しいのはそこではありません。
1パック目だけ見ていただければ、凄みが伝わってきます。


▼徹底した低マナ域の確保

1-2 《消耗する負傷》
ここで《幽霊火の刃》よりも2マナ除去を優先しました。
アンコモンにも目もくれずに《消耗する負傷》をピック。

どちらが正しいかといえば、議論になるところだと思います。
このプレイヤーはボムデッキよりも、手堅いデッキを選んだのです。

1-3 《無情な切り裂き魔》
順当ともいえますが、低マナ域確保です。

1-4 《煙の語り部》
並み居るパワーカードに目もくれず熊確保。

1-5 《長毛ロクソドン》
徹底しています。
《挑発の咆哮》を流してロクソドン。

ロクソドンについては大いに語ることがあるのですが
ここでは3マナ扱いのファッティであるとだけ言及しておきます。


▼パワーカードよりもデッキの骨格を優先 

この環境で何度か失敗デッキを組んだことがあります。
共通するのはカードパワーを優先して低マナ域がとれなかったということ。

1パック目で、とりあえずパワーカードをピックしていたら
ボムだらけなのに勝ち切れないデッキになってしまいました。

後から、低マナ域を拾おうとしていたら
全然流れてこなかったのです。



このドラフトを見てわかるように
しっかり低マナ域をピックして、まず下に何をしているのか知らせる。

緑の2~3マナ生物を全部ピックしている わけです。

また《龍鱗の加護》にだけは手を出しているところも玄人い。

レシオの高い生物と+1/+1カウンターの組み合わせは
この環境で一番の決め手です。

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「カードではなくデッキをドラフトしている」
そういう印象を受けました。

もっと強いデッキができていた可能性は否定できません。
《幽霊火の刃》と《神秘の痕跡》を拾っといた方が強いと思います。

しかし、このプレイヤーはきっちりドラフトし
きっちりとしたデッキを作る方を選んだのです。

熟練のドラフト。
まだ買ってないのですが、
MH4のデータは引き継ぐべきなのかどうか?

一から始めた方が楽しいような気もするし
引きついだ方が面倒がなくていい気もします。

いや、そもそも買うかどうかの選択も残されています。

真剣にご意見募集!
【プロツアーKTK】ナベプロの不運
Pro Tour Khans of Tarkir � Draft 2, Pod 1
http://gatherer.wizards.com/magic/draftools/draftviewer.asp?draftid=10_11_2014_2&player=7&pack=1&pick=1&showpick=false&alwaysshowpick=false

完全に赤が空いている卓位置で
赤単気味のデッキを目指しています。

ドラフト的大正解です。
《龍流派の双子》なんてボムまで流れてきました。

《跳躍の達人》3枚、《子馬乗り部隊》3枚は十分な脅威です。

このアーキタイプは
英文記事ではMardu token combo deckと呼ばれています。

《子馬乗り部隊》から《ラッパの一吹き》へのコンボは
この環境で最もリーズナブルな決め手です。

コモンだけでできる強烈なコンボ。
しかもどちらのカードも比較的安いです。


しかし、全員のパックから1枚も《ラッパの一吹き》が出ないという不運!

ナベプロ乙。

と思ったらベスト8に残ってるじゃないの。
ラッパは鳴らずともなんとかなるのか。やるなロンドベル。
【KTK】アーキタイプもおおよそ出揃ったところで
究極のアーキタイプである「5色」デッキについて
考えてみたいと思います。

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▼ピックの優先度

1.多色化パーツ
3色以上出るカードは最優先。
カードパワーが並以下のカードはガン無視して
2色土地を拾い続けます。

2.多色カード
単色よりも2色、
2色よりも3色のカードが強いのは道理です。
せっかくの5色なので唱えにくさは一切無視して拾います。

3.最低限の防御手段
マナベースが整うまでが辛い時間です。
ボクはこの時間帯が怖くて多色デッキやりません。ベタ3色もやらない。

・3マナ以下の壁
・3マナ以下の除去

安く拾えたところでいいので、確保しておく。
ただしいっぱいは要りません。


4.特定の用途があるカード

・ルーター 《沸血の導師》
・タッパー 《まばゆい塁壁》
・絆魂 《シディシのペット》
・再生 《族樹の管理人》

サイドに置いておくつもりで拾っておく。
役に立ちます。

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ひたすら多色カードを拾えるので楽しいのは違いありません。
しかも、弱いとも限らない。

ボクが2マナパワー2を重視するのは
こういうデッキ相手にキチンと勝つためです。

7割くらいはアグロ寄りのデッキを組みます。
残り3割はかなり重いコントロールを組みます。

中途半端なデッキはこういう5色ボムデッキみたいなのに
あっさり負けてしまうのです。
今日ね、大通りでパトカー見たんですよ。
信号待ちしているときに
目の前をパトカーが通り過ぎていきました。

ご存知のとおり
日本のパトカーは白と黒のツートンカラーです。

何気なく眺めていたら上の赤色燈に目がいきました。
「この赤いのをつけてなければただ色の変な車だよなぁ」




赤いのをつけてる。




赤いのをつけてる?




赤タッチ?




黒白メインの赤タッチ!


つまり、これはマルドゥではないか!
白黒メインということは戦士デッキに違いない。

職業柄、強襲もお手の物であろう。
いやいやまったくこれまで気づいていなかった。









・・・疲れてるのかな

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